どうも、たいまるです。
大学生の時の話です。僕は4年制の大学に通っていた頃の3年次、周りが就活を始める頃に僕はというとどうしても就活をしたくなかったのでその理由としてwebメディアをすると親に伝え1年間休学することを納得してもらいました。
当時の本音は、サラリーマンをやりたくない、就職せずに自分の力で食べていきたい、でもそんなスキルは一つもない、でも1年は無駄にしたくない、だったら自分の力でお金を稼ごう。稼げればラッキー、稼げなかったらこれを就活ネタにして就職する。どっちに転がっても結果OKみたいな思考回路だったと思います。
1年間自分のできることをやりましたが結果は惨敗。貯金は底をつきました。
1年間のなんちゃって事業経験を武器に口だけは達者だったので就職活動は割とトントン拍子に進みました。内定は大手とベンチャーの2つもらい、ネームバリューから大手を選択しました。
大学卒業後は内定をもらった大手企業に5年ほど勤めて、結局ベンチャー企業に転職をして2年目になります。
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大学生の頃、なるのが嫌だったサラリーマンになって結局数年が経過します。そして今後も何年かサラリーマンをし続けるのでしょう。
当時のサラリーマンのイメージは上からこきつかわれてストレスが溜まって嫌な働き方だなというイメージを持っていたのですが実情は全く違いました。
割と好き勝手やらしてくれるし、個人の融通もかなり受け入れてくれる職場でした。もちろん嫌なこともありますがどちらかというと良い思い出の方が多く、またサラリーマンだったからこそ享受できたメリットもたくさんあります。
享受できたメリットといえば、
- 大した成果がなくても給料はもらい続けられる(たまにボーナスがある)
- 安定した収入があるので銀行から借り入れができる -> 自分はこのおかげで収益アパート1棟と居住用マンションを購入できました
- 仕事で成果があれば上司や同僚、お客さんから認めれらるし感謝される -> 誰かのために頑張ってみようかなと思える
- 論理的に話をすれば上司や同僚を納得させられ自分の思った通りに物事を進められる -> 自分でより良い職場環境を作れる
- 会社のお金でスキルアップができる -> これが後の転職に繋がる
- 海外赴任という経験が得られる -> 可能性があったけど頓挫した…orz
- etc…
とまぁ他にもたくさんあります。サラリーマンになるのが嫌でたまらなかった大学生時代の自分に言いたいのは「とりあえずサラリーマンやってみるでもいいんじゃないか」ということ。
ほんの20年ちょっとしか生きていない大学生が本当にやりたいことがあるというのはごく稀です。やりたいことのある人は珍しいしそれは素晴らしいことだと思います。でも多くの人はやりたいことなんてありません。
でもサラリーマンという手段を使えばやることは強制的に与えられそれを対価にお金がもらえます。やることに意義を感じて、それがやりがいに繋がればそれはそれでラッキーなことです。
やりたいことがなければとりあえず何でもいいからサラリーマンをやって社会と触れ、お金をもらい、そっから自分のやりたいことを考えてみても遅くはないと思います。とにかくいろんなことにチャレンジしないと何が自分には向いていて向いていないのかが分かりません。とにかく試行回数を増やすためにサラリーマンになるのです。
この記事が誰かの背中を後押しできれば幸いです。
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